私は在学中に茨城県内で名のある探鳥地を全て訪れることを目標にしており、手始めに身近な乙戸沼公園で探鳥会を企画することにした。乙戸沼公園は冬になると多数のカモやハクチョウが渡ってくることで有名な都市公園である。
自転車からおり、双眼鏡・図鑑を準備する参加者達。
園内に入るとニワトリがいたので、握り飯の米粒1粒で呼び寄せた。
沼の中でも入り口に近い部分では、よく住民が餌付けをするらしく、今回もカモ類と、バンが集まっていた。
オナガガモ♂
望遠鏡で、鳥の私生活を覗き見するY田氏。
Y田氏の見たもの。ちょっと画像が悪いが、ウ(たぶんカワウ)がみえる。
一週間前の下見では姿を見せなかったコハクチョウも、今日はみられた。

全く人を恐れないどころかよってくる。鳥は逃げないことがわかっていると、有り難味がなくなってくる。そのせいか、白鳥をみていたつもりが、いつの間にか参加者全員が一致団結してトノサマバッタを追い掛け回していた。こういう無邪気&幼稚なことができるのもヤドケンならではである。
地図では隣に林があったので行ってみたが余り鳥がみられなかった。とはいえ、のどかな畑道や歴史を感じさせる民家の横を通るだけで気分が和んだ。
オナモミの実。これを見た瞬間、誰かが絶対やると思ったが、案の定Y田氏が貼り付け始めた。
カラスウリの果実。
ヤマウルシの紅葉。
今回参加してくれた方々には、サイクリングという有酸素運動に耐えていただき本当に感謝しています。お疲れ様でした。
最後に今回観察された鳥の一覧。
オナガガモ ヒドリガモ バン ハシブトガラス ハクセキレイ オオバン マガモ ハシビロガモ モズ コハクチョウ スズメ セグロセキレイ ヒヨドリ ジョウビタキ アオサギ カワウ シジュウカラ 計17種