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  • 2017.03.25 Saturday
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恐竜と寄生虫とサイエンスショップ

福井の恐竜博の出張展示があると聞いていってきました。

場所は、丸ビル。しかし少々早く来すぎたため、他の場所を先に行くことに。

まずは目黒の寄生虫博物館。

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裏高尾リベンジ

610です。 春休みに帰省しがてら、山梨方面へガロアムシを探しに行ってきました。

駅から山の谷を目指してぶらぶらしていたのですが、降り立つこともままならないところや、あまり好ましい場所が見つけられず、ガロアムシは見つけられませんでした。

代わりといってはなんですが、ウスタビガの繭(山かます)がたくさんあったので、これを集めつつ次の戦略を練ります。まだ昼前だったので、昨年12月26日に挑んで惨敗した裏高尾へリベンジに行こうと決心しました。

ちょうど梅のシーズンだったようで、随分登山客や梅見に来た人がいました。そういった人たちを避けるように涸れ沢を登って行き、石ころや土が堆積した土塊を掘り起こしていきます。ほどなく、ガロアムシが出てきました!

オサ掘りをしているとき、オサムシが見つかるのは崖の土を掘り起こした瞬間なのですが、ガロア掘りではラグがあります。土を掘り返してもすぐ見つかることなく、「早くガロアムシが見たいなあ」などと思っていると、どこからともなく視界に入ってくるのです。

ちなみにガロアムシを掘り出したのはこんな所です。写真だと分かり辛いと思いですね…
結局今回は3匹のガロアムシを見つけ出しましたが、いずれも幼虫で、うち1匹には逃げられてしまいました。オサムシと違ってガロアムシはいつでも敏速で、一度見失うと非常に見つけにくいのです。捕まえても油断できず、平気でタッパーをよじ登ってくるので、採集するときにも気を抜けません。また、彼らは高温に弱いので、今の時期ならそれほど問題でもないのですが、暖房の効いた電車を使って持ち運ぶ際には保冷剤などをあてがって低温を維持する必要があります。
〜・〜・〜
これにて裏高尾でのリベンジは完了しましたが、願わくば成虫を見つけ出したいものです。 捕まえた幼虫は飼育してみます。
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ガロア教徒の聖地巡礼

こんにちは、610です。
3月10日から14日にかけて、鉄道趣味も合わせて長崎方面まで旅行に行ってきました。ここはやどけんのブログなので移動に関する内容は省略し、主に昆虫採集について報告しようと思います。
タイトル名と旅行先から今回の採集目標を関連付けられる方はは多くない思いますが、日本には現在6種のガロアムシが和名をもっております。
ガロアムシ Galloisiana nipponensis
ヒメガロアムシ G. yuasai
オオガロアムシ G. kiyosawai
エゾガロアムシ G. yezoensis
チュウジョウムシ G.chujoi
イシイムシ G.notabilis

このうちチュウジョウムシとイシイムシに関しては、記載以来まったく見つかっていない状況です。 ガロアムシに興味を抱いている610は、無謀にもこれら2種類のガロアムシのタイプロカリティを訪れ、見つけ出してやろうという意気込みをもって今回の旅行を計画したのでした。
〜・〜・〜
旅行前にいろいろと調べた結果、チュウジョウムシは近頃再発見されたようで、その場所へ向かうには許可をもらう必要があるということが分かりました。やどけんとして行く分には問題ないのですが、今回はあくまで個人旅行を兼ねているので、タイプロカリティの場所からはわずかに離れたある島に上陸を果たしました。

眺めの良い鄙びた場所ですが、ここには洞窟があります。

チュウジョウムシは洞窟性のガロアムシなので、ここにもひょっとしたらいるのではないかという予測をもとに旅行計画を立てました。中に入って、ガロアムシを探してみます。


コウモリには疎いのですが、これはキクガシラコウモリでしょうか。コウモリを間近に見るのも手に取るのも初めてなのでドキドキしましたが、天井で冬眠していた個体をもとの位置に戻すことができませんでした。仕方なしに足元の石の縁にぶら下げておきましたが、大丈夫かなあ…


石の下にはヤスデが、天井にはコウモリだけでなくオオゲジが冬眠していました。光を当てるとゆっくり動きだしましたが、もしこれが頭の上に落ちてきたらと思うと怖くて仕方がなく、オオゲジの下には行けませんでした。

壁面には小さなカマドウマがたくさん引っ付いており、これは越冬態の幼虫なのかなあと思っていましたが、これはこれで立派な成虫なようで、ヒメキマダラウマNeotachycines furukawaiのようです。
ご覧の様に、いかにも洞窟にいそうな生き物が観察できはしたのですが、肝心のチュウジョウムシに関しては見つけられませんでした。もっと時間をかけて探索していたら見つかっていたかもしれない…という希望を残し、九州へ向けて移動します。
〜・〜・〜
イシイムシは長崎県でわずか1匹の幼虫が採集されたのみとされています。タイプロカリティ(模式産地)は市街地と化しているようですが、ガロア教徒としては是非とも訪問せねばなりません。 しかしながら長崎はつくばから非常に遠いので、中間地点でオサ掘りをして気を紛らすことにしました。

掘り始めるとご覧の様にカラフルで、しかも比較的大きなヤスデがゴロゴロと出てきます。調べてみるに、アマビコヤスデの仲間Riukiaria spのようです。オサムシが出てくる気配がしなかったので、このヤスデをキープしていたのですが、場所を移動してほどなくオサムシが出土されました。

ここではヒメオサムシCarabus japonicusとオオオサムシC. dehaaniiを採集。沢山キープしていたヤスデは1匹を残して埋め戻しました。

1泊後、ようやくイシイムシのタイプロカリティに到着。確かにここに来るまではかなり宅地化が進んでいましたが、山の中へ入ってみると石がゴロゴロとしており、いても悪くはないように思えます。そこでさっそく石をひっくり返し始めますが、一向に見つかる気配はありません。610以外にもイシイムシを探している人がやってくるらしく、「これは」と思い手をかけた石がすでにひっくり返された後だった、ということが何度もありました。
ここで長時間粘ってもいいのですが、もう少し自然環境が残されているところに行けば(イシイムシではないかもしれないが)ガロアムシは見つけられるかもしれない、というふうに考えていたので、郊外へ移動してみました。 しかしながら、思っていたよりイメージとは異なっていたので、ガロアムシ探しはここにて終了することに決めました。残り時間を使ってオサ掘りをしようと思ってはいたものの、つくばではおまずお目にかけないものが出てきたので方針転換。

シーボルトミミズPheretima sieboldi が現れました。崖を掘っていると普通のミミズとは明らかに大きさも色彩も違うものが土の中へ引っ込んでいきましたが、直感的に掘り出してみたくなりました。写真でその大きさが伝わるとは思いませんが、30cm程度はあると思います。 採集容器を調べてみると、このミミズにうってつけな円筒形のタッパーがありました。折角長崎まで来たのだから、このミミズを採集しておこうという謎の意欲に駆られ、土ごと詰めて持ち帰ることにしました。掘っている時に水を噴射してきたことによる底知れぬ恐怖感を味わいつつ、じかにつかめない(610はつかまれると全力で抵抗するイモムシやミミズをつかめません)のでスコップに引っかけてタッパーにしまいこむのですが、これは至難の業だなと感じました。 このミミズはIさんに献上することになりました。
〜・〜・〜
結局ガロアムシに関しては何の成果もありませんでしたが、洞窟探索は初めてのことだったので良い経験になりました。オサムシは経験を積んできたおかげか、ここはいないだろうな、なんとなくいそうだなあという場所が分かるのですが、ガロアムシ探しはまだまだ経験が浅いので、色んな所へ出かけて生息環境をよく判断できるようになりたいものです。


オホーツク海の猛禽類と流氷

個人活動ですが、この冬やその前に行った北海道でのことを報告します。

テーマは「猛禽類と流氷」です。北海道へは、父親が赴任してることもあって何回も行く機会がありましたが、今回は運良く色々なものを観察できたのでそれを紹介します。

 行きの飛行機から
目的地はオホーツク海。今年は強烈な寒波のために流氷がすごいという噂を聞いたので、流氷とそれにともなってくるオオワシ・オジロワシなどの猛禽類を狙って行きました。両親の学生時代の流氷はともかく凄かったと聞かされていたので、今回はそのレベルが見られるのではという期待もありました。

第一に、ワシについて。オオワシ・オジロワシは翼長が2〜2.5メートルにも渡る大型の鳥類です。寿命も50年ほどだというから驚きです。夏季にはシベリア等に生息し、冬季は越冬のために日本に渡ってきます。特にオホーツク海沿岸には多数が飛来します。これは、流氷のために餌となる魚類が豊富にとれるためだと言われています。

意外と、これほど大型の鳥ですが積極的に動物を捕食するということはありません。しかし、交通事故などによりエゾジカが死んでいると、そこに鷹柱ができるほど集まります。

しかしながら、これまで冬に二回行ったことがありましたが、ともにオオワシを見ることができませんでした。オジロワシに関しては、知床ウトロのネイチャーセンターの案内で見ることが出来ましたが、警戒心が強く近づくことができませんでした。

2011年3月オジロワシその時のものです。望遠鏡からなので少し荒いです。


今回は、地元の宿の方に出現ポストを教えてもらい行きました。その結果.....



オオワシ
オジロワシオジロワシ

いました!!!それもオジロワシのつがい&オオワシという組み合わせ!しかもその距離十数メートルという近さです。この時は大興奮でした( ・∀・)イイ!!

場所はサロマ湖湖畔の漁港近くの茂みです。不思議なことに、このオオワシ・オジロワシにはほとんど警戒心がありませんでした。すぐそばに人家があり、犬もいる状況だったのですが・・・

もしかしたら漁のおこぼれを頂いているので人に慣れているのかも知れません。とにかく、今回の目標は達成出来ました。そして...

オオワシ
決定的瞬間がとれました。こんなにタイミングよく巧く撮れたのも始めてです(^o^)

やはり猛禽類はかっこいいですね。


あと、蛇足ですがその他の写真です。
カモメ
カモメカモメ
旗画像が荒いですが、この黄色い旗は道東の道の橋の上には大体あります。これは、シマフクロウの車への衝突を防ぐためのもののようです。川を遡ってくるシマフクロウを旗によって車より高い位置を飛ばせるためだとか。




第二に、流氷についてです。果たして今年の流氷はどうなのでしょうか。


紋別にて。
流氷流氷流氷

・・・写真を見ていただけばわかりますが、正直今回の流氷は微妙でした。本来ならこのような蓮氷が成長し、更に波で積み重なって三枚目の写真のような氷で埋め尽くされるはずなのですが・・・

どうやらこの日は風のせいで流氷ははるか沖まで流されてしまったようです。正直、2008年に行った時のほうが多かったですね。

比較画像です。
2008年3月知床ウトロにて2008年(上)と2011(下)の知床ウトロ。同じ場所でほぼ同じ日付です(3月20日ごろ)
知床ウトロ

2008年3月知床ウトロにて2008年知床ウトロ。この時は初めて行ったので知りませんでしたが、どうやら数十年ぶりの当たり年だったようです。

北浜駅流氷の見える駅として有名な北浜駅。2008年と昭和。北浜駅当時は、ここから点に見えるほど沖まで歩いて行ってもなんの問題もなかったほど氷が分厚かったようです。

流氷

画像を見ていただけばわかりますが、北海道の流氷は年々縮小傾向にあります。紋別・網走の観測所は、もう到達日数が少なすぎるということで閉鎖になるほどです。

そもそも、知床が世界遺産に選ばれた理由の1つとして、北半球で流氷が到達する最南端ということもあります。

その原因としては、やはり温暖化があげられるようです。ネイチャーセンターの方によれば、流氷の到達度、気温、春の訪れの早さなど、温暖化の影響はかなり感じられるようです。

今回は、その影響を強く感じられました。以上、神宮でした。



鹿島港夜釣り

 18日から19日にかけて夜釣りにいってきました。member(pro,astro,tate,gt)
鹿島の岸壁は地震やら津波やらの被害が残っていました。道路も堤防も凸凹で、釣りができるか不安になりました。
tate氏が知っているポイントは立ち入り禁止になっていたため、急きょ他の場所で釣ることに。
小ぶりなメバルとイワシが釣れました。
上:メバル、下:イワシ
他メバル多数。

冬の海は寒いです。あったかい格好で出かけましょう。
今回私はいわゆるメバリングに挑戦しましたが、なれないジグヘッドに糸は空回りし、リールロッドは断念、延べ竿でのウキづりに移行しました。
順調にメバルを釣りだしたが、しかしウキづりでも枝糸が長すぎたかハリスが絡まり、寒風吹きすさぶなか私の指は言うことを聞かず、直すのに時間がかかってしまいました。
あのタイムロスが悔やまれます。
なれないと夜釣りは大変です。やっぱりラインは見やすい色が良いです。

イワシは釣れるとは思わなかったので持ち帰りました。イワシ2匹は唐揚げ(親に言わせると素揚げ)にしました。

美味であった。少ないが、、、

以上、gtでした。


千葉県博見学

 2月4日(土)千葉県立中央博物館へ

メンバーはour fatherとカセキと新しく入ったIさんと自分の4人。

アロサウルスの全身骨格が本命で行ったのですが、それよりも印象に残ったのは何と言っても「標本の豊富さ」です。

さらに、ほとんどが千葉ラベルでした。
また、系統学に基づいて標本展示をしている一面もあり、学問的に非常に面白いものだったと思います。

午後からの外来種シンポジウムでは、
アメリカザリガニが特定の水生昆虫において如何に脅威であるかについて思い知りました。
またミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)が小鴨を襲うシーンも衝撃的でした。


博物館に行くと、ただただ漠然と見てしまいがちな筆者ですが、今回は非常に勉強になったと思います。


宝篋山の原始的昆虫(副題:宝篋山にガロアムシはいるのか?)

610です。
28日にカセキさん、Mさんと宝篋山へ出かけてきました。目標はガロアムシ。この記事でちらっとふれたように、筑波山ではガロアムシの採集記録が報告されていますので、地形的には宝篋山にいてもおかしくはありません。ただ、見つかるかどうかは分からないので「原始的昆虫類」を今回の採集対象にしました。

登山道に入って、石がゴロゴロしている斜面や、涸れ沢に突入します。

これはカセキさんが見つけた(ヤマト)シロアリの集団越冬隊。石の下にいることもあるのですね。


石起しをしているとしばしばセミの幼虫も出てきます。


ガロアが出てこないのでついついオサムシを探してしまいます。ツクバクロオサムシがよく出てきます。


沢でプラナリアを発見!

結局ガロアムシは見つかりませんでした。秋になったら出直します(´Д`)
続きを読む >>

雪が降ったので

 大雪でしたね。tateです。

茨城に数年ぶりに雪が積もったので・・・


古生代ペルム紀の両生類であるエリオプス(Eryops megacephalus)を作りました。

fossilとhorseeyeと自分との3人で作りました。

足の指の数や全体的なフォルムなど、細かいところにこだわった結果、
比較的良作となりました。

まだ1G棟の前にあると思います。影になりやすい場所に作ったので3,4日ぐらいは外形をとどめてほしい・・・!

古生物関連ですが、
来月の初めに千葉県立博物館に行くので、楽しみです!


石の下のロマン〜ガロアムシ探し〜

こんにちは、610です。

みなさまは、ガロアムシという名前を聞いたことはあるでしょうか。
ガロアムシはシロアリを少し大きくしたような姿をした虫で、フランス人のガロアさんが日光でこの虫を見つけたことによって「ガロアムシ」という和名が付きました。日本からは6種が見つかっており、朝鮮半島やシベリア、カナダ、アメリカでも見つかっていますが、それでも25種類ほどしかいません。

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1055790306001485より:アメリカのガロアムシ
日本では山奥の湿気のある石の下や、洞窟の中から見つかっています。アメリカのガロアムシは氷上を歩いているとのことで、いずれにせよ温度の低いところに適応していることが分かります。そのために成長が非常に遅く、日本のガロアムシGalloisiana nipponensisの場合、成虫になるまで7年を要します。肉食性で、同じようなところに潜むトビムシやコムシを捕食するそうです。化石種も発見されており、「生きている化石」とも称されます。また、化石種には翅があるものも見つかっていますが、現生種の成虫はすべて無翅です。
ガロアムシ自体は昆虫図鑑にも載っていて、その存在そのものは中学生のころから知っていました。幼虫を採集したことも何度かあります。しかしながらつい最近までは「珍しい虫がいるんだな」くらいの認識でいて、大した興味も湧かないでいました。

そんな私の意識が突然変わったのは、大学で「昆虫学特講」という授業を聞いてからです。ガロアムシが日本を代表する昆虫であり、海外の昆虫研究者が日本を訪れた際、お土産に何が欲しいかと尋ねると必ず指名される虫だとのこと。自分でもよく分からないのですが、この時から急にガロアムシのことが気になって仕方がなくなってしまいました。

そこで、ネットで調べたり過去の記憶を思い起こしたりして、実際に採集に行くことに決めました。
彼らは石の下に潜んでいるので、探し方としては単純明瞭、ひたすら石をひっくり返せばよいわけです。もちろん、どんな石でもいいというわけではありません。適度な湿り気が必要で、水が浸みているようでも砂埃が経つくらい乾燥していてもいけません。パッと見、涸れ沢のような場所が最適だろうと思いますが、もっと楽なアプローチもあると思います。
ガロアムシのシーズンは「秋」とのことで、すでに12月に入っていることもあって若干不安を感じてはいましたが、ライフサイクルを考えてみれば一年中発見のチャンスはあるわけです。成虫がダメでも、幼虫は見つけられるだろうということで、まずは青梅市のある山道に出かけてみました。

【2011/12/26 青梅】
しばしば登山道は沢に並行して設けられていることがありますね。その沢に合流する沢が今回のねらい目。石を掘り起こして、ガロアムシが潜んでいないか調べます。彼らは一年中活動しているため、もし見つけられると反射的に動き回るので、いるかいないかはすぐに判別できます。

イシノミが見つかりました。これはもっとも原始的な昆虫です。

※事後撮影
小さな幼虫でしたが、何とか発見できました! ここまで小さい幼虫を見たのは初めてで、採集には苦労しました。
残念ながらもう一個体見かけたのですが逃げられてしまい、今回の収穫はこれだけ。

正直、もう少し大きなガロアムシを見たかったので、今度はかつてガロアムシを採集した地へ向かうことにしました。

【2012/1/2 裏高尾】
高尾山は日本でガロアムシが見つかった頃から(今から80年くらい前です)採集地として名前のあるような由緒正しい(?)場所で、かつて幼虫を見つけた場所でもあります。そのため確実に見つけられると思ったのですが・・・残念なことに幼虫を2匹見つけはしたのですがいずれも逃げられてしまいました。ちゃんとした吸虫管が必要だと思い知らされました。

610がイメージするガロアムシの生息環境は、こんな感じです。
このままでは終われません。センター休みを利用して、めげずに奥多摩へ向かいました。

【2012/1/14 奥多摩】
ここでは高校生の時に成虫を見かけた覚えがありますが、逃げられてしまったのか或いはガロアムシに対する情熱が不足していたかで採集していません。今思えば相当勿体ないことをしたものです。今までの二箇所と比べて気温が低く、凍りついた石をひっくり返すことができません。時期的にある程度は覚悟していましたが、こうなるとお手上げです。それでも無理やり力を込めればひっくり返せるのですが、普段の様に石が動くタイミングを測れないのでとても大変です。

ここは平坦な場所だったので、秋なら探すのは非常に楽そうです
そんな中、意外にあっけなくガロアムシが現れました。

動き回るのでうまい写真が撮れなかったのですが、この様子だとまだ成虫ではなさそうです。
一旦捕獲後逃げられるというピンチを招いたものの、無事に採集された個体は今でも元気に610の部屋の冷蔵庫で生きています(´Д`)

さっきまで冷蔵庫に入れておいたものとは思えないくらい敏速に動き回ります。取り扱いには十分注意する必要があります。

〜・〜・〜

このガロアムシ、筑波山での採集記録があるので、ひょっとしたら宝篋山にもいるかもしれません。
近いうちに探しに行こうと思います。


南総オサ掘り遠征+α

みなさま初めまして。1年の610と申します。
今月13日に、南房総の方まで足を延ばしてオサムシの採集に行ってきました。
南房総には「アカオサムシ」「アワカズサオサムシ」と呼ばれるオサムシが棲息しており、オサ屋の間では有名な産地でもあります。

少々詳しい説明をいたしますと(この辺りは読み飛ばしてくださって構いません)、「アカオサムシ」とはアオオサムシOhomopterus insulicolaの原名亜種O.i.inslicolaであり、他の場所にいる原名アオオサの体色は緑がかっているのに対して、南房総の個体群では赤みが強いものが大多数を占めているために、オサ屋がつけた愛称のようなものです。かつてはアカオサムシが一亜種として図鑑に記載されていたこともありましたが、今は元名アオオサとして統一されています。また、「アワカズサオサムシ」とはアカオサと違い、ルイスオサムシO.lewisinanusの亜種そのもの(O.l.awakazusanus)を指します。

赤いオサムシに魅せられたやどけん会員の3名(kosakiさん、Mさん、610)が明け方の文サ館に集結し、片道4時間をかけてポイントを目指しました。場所は北向きで太陽の光が差し込んでこない丘陵地。高校時代に610が訪れたことのあるところでもあります。そんな思い出の地で久々に鍬を振るい、崖の中に眠るオサムシを探します。
kosakiさんが開始20分ほどで念願のアカオサを掘り出されたのを皮切りに、Mさんもアカオサを見出されたみたいですが、610は変なところで掘っていたせいか全然オサムシが出てきません。掘っても掘ってもカエルばかり出てきます。

シュレーゲルアオガエル
今までの経験上、房総でオサ掘りをするとオサムシよりもカエルの方がたくさん見つかることが分かっています。また、カエルより個体数は少ないですが、サンショウウオも出てきます。

カスミサンショウウオ
610は倒木をひっくり返した時に、木の隙間に蠢くサンショウウオを見つけたのですが、正体が判明するまではなんだか気味の悪いものを見つけてしまったなあと引き気味でした。カエルやオサムシと違って、寒い中でも動けるようです。今回は両生類屋のGTさんがいらっしゃらないこともあって、彼らは捕獲対象とはなりませんでした。

この場所では移動する直前に何とかアカオサを1匹掘り出せましたが、写真に収めることができず、次の場所に賭けることにします。アカオサとはいえ、しょせんは関東地方で一番ありふれたアオオサムシには違いないのですから、探せば必ず見つかるはずです。

次の場所は先ほどとは違って、どちらかと言えば乾燥していています。ここを黙々と掘り崩すわけです。

ようやくアカオサを見つけられました。オサムシは越冬する際、このような部屋を自分でこしらえます。
アカオサと言っても、この個体はずいぶん緑がかっています。この色彩変異はアカオサにもたまに見られるものなのでしょうか。この場所では3匹のアカオサを掘り出すことができました!

これは「アカオサらしい」個体です。

ここで、kosakiさんがひそかに狙っていたオオサカアオゴミムシを求めて再び移動。しかしながら見つけられませんでした。

〜・〜・〜

オサ掘りでは3人ともにアカオサを採集できました。とりあえずは目標達成です。
エクストラステージとして、今度は海沿いへ向かいました。kosakiさんの話によると、ハチジョウウスアヤカミキリ(ブーメ)というカミキリがこの辺りで採れる、海沿いのササの中に入っている・・・とのことです。この時期になると崖のことしか考えられない610にはうまくイメージできなかったので、とりあえずポイントへ連れて行ってもらうことにしました。

こんなところだそうです。写真手前の陰になっている部分がササの密集地帯で、この中にブーメが潜んでいるので、ひたすら割って探せばよいとのこと。下手すると転落死しそうな場所でしたが、足場に気を付けてササを調べていきます。
しばらくすると幼虫が出てきました。カミキリムシの幼虫はズバリチョココロネにそっくりです。とはいってもブーメの場合は直径1cmにも届かないササの中にいるので非常に小柄です。ササごと持って帰って放置しておけばそのうち成虫に孵るそうなので、いくつか持って帰ることにします。
一旦成虫らしきものを見つけたのですが弾き飛ばしてしまい悲観に暮れていたのですが、何とか別のササから見つけ出すことができました。

こんな感じで越冬していました。何ともかわいらしいカミキリです。成虫は飛ぶことができず、海流によって分布を拡大した種類のようで、名前の通り八丈島や伊豆諸島、伊豆半島の海岸沿いに棲息しています。

帰り道でオオキンカメムシをつまんで今回の採集は終了。4時間かけてつくばっくしたのでした(´Д`)


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