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  • 2017.03.25 Saturday
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南総オサ掘り遠征+α

みなさま初めまして。1年の610と申します。
今月13日に、南房総の方まで足を延ばしてオサムシの採集に行ってきました。
南房総には「アカオサムシ」「アワカズサオサムシ」と呼ばれるオサムシが棲息しており、オサ屋の間では有名な産地でもあります。

少々詳しい説明をいたしますと(この辺りは読み飛ばしてくださって構いません)、「アカオサムシ」とはアオオサムシOhomopterus insulicolaの原名亜種O.i.inslicolaであり、他の場所にいる原名アオオサの体色は緑がかっているのに対して、南房総の個体群では赤みが強いものが大多数を占めているために、オサ屋がつけた愛称のようなものです。かつてはアカオサムシが一亜種として図鑑に記載されていたこともありましたが、今は元名アオオサとして統一されています。また、「アワカズサオサムシ」とはアカオサと違い、ルイスオサムシO.lewisinanusの亜種そのもの(O.l.awakazusanus)を指します。

赤いオサムシに魅せられたやどけん会員の3名(kosakiさん、Mさん、610)が明け方の文サ館に集結し、片道4時間をかけてポイントを目指しました。場所は北向きで太陽の光が差し込んでこない丘陵地。高校時代に610が訪れたことのあるところでもあります。そんな思い出の地で久々に鍬を振るい、崖の中に眠るオサムシを探します。
kosakiさんが開始20分ほどで念願のアカオサを掘り出されたのを皮切りに、Mさんもアカオサを見出されたみたいですが、610は変なところで掘っていたせいか全然オサムシが出てきません。掘っても掘ってもカエルばかり出てきます。

シュレーゲルアオガエル
今までの経験上、房総でオサ掘りをするとオサムシよりもカエルの方がたくさん見つかることが分かっています。また、カエルより個体数は少ないですが、サンショウウオも出てきます。

カスミサンショウウオ
610は倒木をひっくり返した時に、木の隙間に蠢くサンショウウオを見つけたのですが、正体が判明するまではなんだか気味の悪いものを見つけてしまったなあと引き気味でした。カエルやオサムシと違って、寒い中でも動けるようです。今回は両生類屋のGTさんがいらっしゃらないこともあって、彼らは捕獲対象とはなりませんでした。

この場所では移動する直前に何とかアカオサを1匹掘り出せましたが、写真に収めることができず、次の場所に賭けることにします。アカオサとはいえ、しょせんは関東地方で一番ありふれたアオオサムシには違いないのですから、探せば必ず見つかるはずです。

次の場所は先ほどとは違って、どちらかと言えば乾燥していています。ここを黙々と掘り崩すわけです。

ようやくアカオサを見つけられました。オサムシは越冬する際、このような部屋を自分でこしらえます。
アカオサと言っても、この個体はずいぶん緑がかっています。この色彩変異はアカオサにもたまに見られるものなのでしょうか。この場所では3匹のアカオサを掘り出すことができました!

これは「アカオサらしい」個体です。

ここで、kosakiさんがひそかに狙っていたオオサカアオゴミムシを求めて再び移動。しかしながら見つけられませんでした。

〜・〜・〜

オサ掘りでは3人ともにアカオサを採集できました。とりあえずは目標達成です。
エクストラステージとして、今度は海沿いへ向かいました。kosakiさんの話によると、ハチジョウウスアヤカミキリ(ブーメ)というカミキリがこの辺りで採れる、海沿いのササの中に入っている・・・とのことです。この時期になると崖のことしか考えられない610にはうまくイメージできなかったので、とりあえずポイントへ連れて行ってもらうことにしました。

こんなところだそうです。写真手前の陰になっている部分がササの密集地帯で、この中にブーメが潜んでいるので、ひたすら割って探せばよいとのこと。下手すると転落死しそうな場所でしたが、足場に気を付けてササを調べていきます。
しばらくすると幼虫が出てきました。カミキリムシの幼虫はズバリチョココロネにそっくりです。とはいってもブーメの場合は直径1cmにも届かないササの中にいるので非常に小柄です。ササごと持って帰って放置しておけばそのうち成虫に孵るそうなので、いくつか持って帰ることにします。
一旦成虫らしきものを見つけたのですが弾き飛ばしてしまい悲観に暮れていたのですが、何とか別のササから見つけ出すことができました。

こんな感じで越冬していました。何ともかわいらしいカミキリです。成虫は飛ぶことができず、海流によって分布を拡大した種類のようで、名前の通り八丈島や伊豆諸島、伊豆半島の海岸沿いに棲息しています。

帰り道でオオキンカメムシをつまんで今回の採集は終了。4時間かけてつくばっくしたのでした(´Д`)


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